カルチャー備忘録

観た映画・読んだ小説・聴いた音楽・撮った写真などを紹介しています。

【映画録 #4】『GOOD TIME』

映画録、第4回です。

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今回は、ジョシュア&ベニー・サフディが監督・脚本を担当した『GOOD TIME』を紹介します。本作は、2017年にアメリカで制作されました。主演は、『テネット』ニール役で知られるロバート・パティンソンが務めています。彼は、マット・リーブス監督の『ザ・バットマン』(22)のバットマン役にも抜擢されており、注目の俳優です。

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先日、『アンカット・ダイヤモンド』を見てサフディ兄弟の作風に惹かれ、この映画に興味を持ちました。本作は、クライムサスペンスで、カタルシスを得ました。

ではまた。

 

【音楽録 #3】ウィーザー「OK Human」

音楽録 第3回です。

今回は、ウィーザー「OK Human」を紹介します。このアルバムは、ウィーザーの通算14枚目のアルバムです。フルオーケストラを従えて制作されており、ピアノやストリングスのサウンドが美しかったです。

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フロントマンのリヴァース・クオモが、ビーチボーイズのアルバム「ペット・サウンズ」からインスピレーションを受けて制作したそうです。「寂しさ」や「断絶」がテーマとして掲げられていました。

収録曲のひとつである「All My Favorite Songs」のMVを貼っておきます。↓


Weezer - All My Favorite Songs (Official Video)

ウィーザーは、1992年に結成されたアメリカのオルタナティブ・ロックバンドです。パワーポップの火付け役として知られており、2009年にはグラミー賞を獲得しています。この機会に、一度聴いてみてはいかがでしょうか。

ではまた。

 

【音楽録 #2】Homecomings「WHALE LIVING」

音楽録第2回です。

今回は、Homecomings(ホームカミングス)の「WHALE LIVING」を紹介します。このアルバムは、2018年に発売されたホームカミングスの3枚目のアルバムです。「生活」や「距離」がテーマとして掲げられているようです。英詞のイメージが強いホームカミングスですが、このアルバムは日本語で歌われていました。

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ホームカミングスの曲は、一貫してコーラスが美しく、魅せられます。

僕は、収録曲の中でも「Hull Down」「So Far」「Blue Hour」が好みでした。曲調が優しく、包み込まれるようで、聴いていて心地良かったです。

「Hull Hour」のビデオを共有させていただきます。↓


Homecomings "Hull Down"(Official Music Video)

ではまた。

【音楽録 #1】ザ・クークス「Let's Go Sunshine」

音楽録第1回です。

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ザ・クークスの「Let's Go Sunshine」を聴きました。2018年に発売された、彼らの5枚目のアルバムです。ストレートなギターロックという感じで、心地良かったです。

アルバムに収録されているうちの1曲を、貼っておきます。↓


The Kooks - All the Time

ザ・クークスはイギリスのブライトンで2004年に結成されました。バンド名は、デイビッド・ボウイの4thアルバム「ハンキー・ドリー」の収録曲から名付けられました。アンティーク・モンキーズの存在から、日本ではあまり注目されていません。しかし、初期のブラーやスーパーグラスなどのブリットポップを彷彿とさせるサウンドが美しいです。

ではまた。

【映画録 #3】『オクジャ』

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こんにちは。映画録 第3回です。

本日は、ネットフリックスで『オクジャ』を視聴しました。

この映画は、『パラサイト 半地下の家族』でパルムドールを獲得したポン・ジュノ監督が、ブラッド・ピットの映画制作会社プランBとタッグを組んで作られた映画です。2017年に韓国・アメリカ合作で制作されました。

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ミランド社CEOのルーシー・ミランド役には、『ドクター・ストレンジ』でストレンジの師匠エンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントンが務めています。

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また、レッド役でリリー・コリンズが出演していました。

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映画の各所に、ジブリ作品に似た描写が見られました。ミジャとオクジャの触れ合いのシーンからは、『となりのトトロ』におけるメイとトトロの触れ合いを連想させられました。また、ミジャが、たくさんのスーパーピッグの中からオクジャを探し出すシーンからは、『千と千尋の神隠し』において、千尋が多くの豚の中から両親を探し当てる描写を連想させられました。

物語のプロットの面白さはもちろんですが、ポン・ジュノ監督の作る映像は美しさに魅せられました。

ではまた。

 

【映画録 #2】『ビリーブ 未来への大逆転』

映画録第2回です。

本日は、『ビリーブ 未来への大逆転』をNetflixで視聴しました。この映画は、2018年にアメリカで制作された映画で、原題は"In the basis of sex"。

アメリ最高裁判事にまでなったルース・ベイダー・ギンズバーグが、史上初の男女平等裁判に挑んだ模様を描いた伝記映画です。

監督はミミ・レダー、主演はフェリシティ・ジョーンズが務めました。フェリシティ・ジョーンズは『博士と彼女のセオリー』のヒロイン役でも知られています。

ギンズバーグの夫役であるマーティンは、『コードネーム アンクル』や『君の名前で僕を呼んで』、『ソーシャル・ネットワーク』での出演でも知られるアーミー・ハマーが務めました。

ギンズバーグの娘役の、ケイリー・スピーニーが可愛かったなあ。

近年、数多く制作されている、フェミニズムが主題の映画です。

本筋とは関係ないですが、1950年代のファッションスタイルに魅せられました。ハーバード・ロースクールの学生たちのスーツスタイルは、すごく格好良かったです。

ではまた。